※この記事は2023年7月11日に更新しました。
2022年7月に起きた安倍晋三銃殺事件ですが、既に実行犯の男をモデルに映画が公開されています。
元日本赤軍メンバーの足立正生監督が手がけた映画【REVOLUTION+1】です。
「不謹慎だ」という批判と「いや、今まさに観るべき作品だ」という賛美と賛否両論の映画です。
この記事は映画【REVOLUTION+1】を見れる動画配信サービスはあるのか、を調査し、衝撃映画の作品情報についても紹介しています。
映画【REVOLUTION+1】が見れる動画配信サービスはどれ?
映画【REVOLUTION+1】の各VOD動画配信サービスを調査して一覧にしてみました。
動画サイト | 無料配信 無料レンタル 状況 | 無料期間 料金 配信サイト |
---|---|---|
U-NEXT | 31日間無料 月額2,189円 | |
Amazonプライム | 30日間無料 月額500円 | |
FOD | 無料期間なし(2023.1終了) 月額976円 | |
Disney+ | 無料期間なし 月額990円 | |
Hulu | 14日間無料 月額1,026円 | |
Netflix | 無料期間なし 月額990円 |
現段階(2023年7月)は、映画【REVOLUTION+1】が見れる動画配信サービスはありませんでした。
映画【REVOLUTION+1】はどこでみれる?
現在(2023年7月)上映している劇場は東京都豊島区にある「シネマハウス大塚」のみです。
下記企画で上映されています。
特別企画『足立正生+1』ー今を問う4作品連続上映です。
シネマハウス大塚特別企画『足立正生+1』上映スケジュール
上映スケジュールです。
- 7月15日(土)16日(日)17日(月祭)
- 8月4日(金)5日(土)6日(日)
いずれも11時30分開場です。
開映時間 | 終映時間 | 上映時間 | 作品名 |
12:00 | 13:53 | 113分 | 『幽閉者 テロリスト』 |
14:15 | 15:59 | 104分 | 『断食芸人』 |
16:15 | 17:41 | 86分 | 『略称・連続射殺魔』 |
18:00 | 19:15 | 75分 | 『REVOLUTION+1』 |
19:20 | トークイベント |
トークゲスト
- 7月15日(土)四方田犬彦(映画誌・比較文学研究科)
- 7月16日(日)山崎裕(撮影監督)
- 7月17日(月祭)小野沢稔彦(映画プロデューサー・批評家)
- 8月4日(金)平沢剛(映画批評家・研究者)
- 8月5日(土)宮台真司(社会学者)
- 8月6日(日)後藤和夫(シネマハウス大塚館長・映像作家)
シネマハウス大塚 特別企画『足立正生+1』入場料
各作品 1,000円(税込)
『REVOLUTION+1』のみ1,300円(トーク込み)(税込)
4本+トーク券3,500円(税込)
トークのみ500円(税込)
詳しい内容は、シネマハウス大塚ホームページで確認してね!
シネマハウス大塚 アクセス
シネマハウス大塚の所在地は、東京都豊島区巣鴨4-7-4-101です。
地図です。
JR大塚駅北口から徒歩7分
瀬戸通りを直進します。
(※都電荒川線 巣鴨新田からは徒歩3分)
シネマハウス大塚アクセス時の注意点
シネマハウス大塚は、マンション1階です。
下画像のように、周辺マンションに同化していますので通り過ぎないようにご注意ください。
映画【REVOLUTION+1】の作品情報・あらすじ
映画【REVOLUTION+1】は、元日本赤軍メンバーの映画監督足立正生が、安倍晋三元首相銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者をモデルに描いた作品です。
映画化までのあまりの速さに話題になりました。
- 2022年7月8日安倍晋三元首相銃撃死亡事件
- 事件後1週間で脚本完成
- 8月末に密かにクランクイン
- たったの8日間で撮影
- 撮影後即編集
- 安部元首相の国葬の日(9月27日)に緊急上映
まだ国民も悲しみに包まれていた段階での映画化に批判の声も少なくなかったよ
そんな話題の映画【REVOLUTION+1】の作品情報とあらすじをまとめました。
映画【REVOLUTION+1】作品情報
作品公開年 | 2022年 |
時間 | 75分 |
製作国 | 日本 |
配給 | 太秦 |
監督 | 足立正生(元日本赤軍メンバー) |
脚本 | 井上淳一、足立正生 |
企画 | 足立正生、井上淳一 |
音楽 | 大友良英 |
キャスト | 川上達也(演:タモト清嵐) 達也の母(演:岩崎聡子) 達也の父(演:高橋雄祐) 達也の兄(演:紫木風太) 達也の妹(演:前迫莉亜) 若い女(演:森山みつき) 若くない女(演:イザベル矢野) 安田(演:木村知貴) |
外部リンク | 公式サイト |
安部元首相と統一教会については、映画の中で実名で登場していて驚いた!
映画【REVOLUTION+1】あらすじ(ネタバレあり)
ネタバレありのため、あらすじ内容を収納しています。
下記、映画【REVOLUTION+1】あらすじの右側の三角印(▲)←こちらをタップ(クリック)すると内容を確認できます。
映画【REVOLUTION+1】あらすじ
主人公川上達也の家族は、不自由の無い生活を送っていました。
しかし、ある日その生活は一変します。
仕事や人間関係に悩んだ父親が自殺してしまいます。
父親の死を機に、母親は宗教団体(統一教会)にのめり込んでいきます。
達也の兄は統一教会に刃物を持って乗り込み捕まってしまいます。
拘留された留置場でシーツを破って首をくくり兄も自殺してしまいます。
そして、達也自身も服毒自殺をはかりますが、自殺に失敗します。
運ばれた病院で入院している際に、同じ宗教二世で苦しんでいる女性と出会います。
そこで、ブルーハーツの曲「未来は僕等の手の中」を彼女が歌います。
歌詞「僕らは負けるために生まれてきたわけじゃないよ」が響きます。
父も兄も亡くなり、自分も自殺未遂を‥
母親は家族が食に困る程の献金を統一教会にし続けていました。
家族をめちゃくちゃにした統一教会へ恨みを膨らませます。
そして、安倍晋三元首相が統一教会の広告塔として活動していると確信した達也は安部元首相にも怒りを募らせます。
銃を開発した達也は、草むらで射撃練習をします。
そんな時に、安倍元首相の政治応援演説が奈良市に変更になったことを知ります。
そして、あの日あの時の犯行が決行されます。
最後の達也の妹がカメラ目線で語る長いセリフが話題になっています。
監督は、この妹のセリフを「僕が言いたいテーマを言わせた」ともテレビ番組で語っていたよ
「最後の達也の妹のセリフ」について疑問に思う人、この映画のミソと思う人それぞれ。是非劇場でみてください!
映画【REVOLUTION+1】感想
この作品を手がけた監督は、元日本赤軍メンバーの足立正生氏です。
監督はとある番組で「山上さんは事件を『決起』したんだ。」と発言していました。
そのため、犯人を賛美するような内容の映画なのかと思いましたが、そのような内容ではありませんでした。
どちらかというと、「宗教二世はここまで苦しむのか」という宗教やマインドコントロールの恐ろしさを知るきっかけになりました。
ただ、個人的に人(安部元首相)が実際に亡くなる映像は辛かった‥
映画監督の元日本赤軍メンバーの足立正生氏とは?
足立監督の略歴です。
1939年 | 福岡県戸畑市生まれ |
1959年 | 日大芸術部映画学科入学 |
1961年 | 監督映画『椀』が学生映画祭大賞 |
1966年 | 『堕胎』で商業映画監督デビュー |
1971年 | パレスチナ解放戦線のゲリラ隊に加入・共闘 |
1974年 | 日本赤軍に合流 国際指名手配 |
1997年 | レバノンで逮捕・ルミエ刑務所で禁固刑 |
2000年 | 日本に強制送還 |
さいごに
映画【REVOLUTION+1】を見れる動画配信サービスはありませんでした。
現在上映しているのは、東京都豊島区にあるシネマハウス大塚だけです。
話題作でしたので、動画配信される日を待ちたいと思います。
いつか動画配信サービスでご案内できる日がくると思いますのでその際は記事を更新させていただきたいと思います。
主演のタモト清嵐(ソラン)さんが面白いtweetをされていました。
「何故安部元首相が事件にあったのか」賛否あれど色々な側面から知りたいと思う人は、一度この映画もみてください。